エッセンシャルオイル(精油)とは?

エッセンシャルオイルとは(精油とは)、芳香を持つ天然植物から芳香物質を抽出した物質で、数多くの芳香成分により構成される有機化合物のことです。エッセンシャルオイルの名は英名で、和名では"精油(せいゆ)"と呼ばれています。

エッセンシャルオイル(精油)は水にはほぼ溶解せず、アルコールや油脂などに溶解する、親油性・脂溶性の性質を持った、炭素原子で構成される有機物に由来する物質、という意味で"オイル"""が名前に使われていますが、エッセンシャルオイル(精油)は一般的な油(あぶら)=いわゆる油脂(脂肪酸とグリセリンの化合物)とは異なる物質となります。

天然植物から芳香物質を抽出する方法には、蒸留法(水蒸気蒸留法や直接蒸留法)、圧搾法、溶剤抽出法のほか、比較的新しい技術となる超臨界二酸化炭素抽出法(CO2抽出法)や、時代の変化により現在では殆ど行われなくなった油脂吸着法などがあります。

溶剤抽出法や油脂吸着法にて抽出される物質は"アブソリュート"と呼ばれており、広義におけるエッセンシャルオイル(精油)の定義では、アブソリュートもエッセンシャルオイル(精油)として扱われますが、狭義におけるエッセンシャルオイル(精油)の定義では、蒸留法(水蒸気蒸留法や直接蒸留法)、圧搾法、超臨界二酸化炭素抽出法(CO2抽出法)で抽出される場合のみエッセンシャルオイル(精油)に該当するとされています。

尚、エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルは同じものであると解釈される場合もありますが、エッセンシャルオイル(精油)はアロマオイルの一種ですが、全てのアロマオイルがエッセンシャルオイル(精油)に該当するという訳ではありません。エッセンシャルオイル(精油)とは、合成物質などが添加されておらず、アルコールや油脂などの溶剤により希釈されていないもの、すなわちエッセンシャルオイル(精油)そのものに限定されます。

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