100mlはドロッパー付アンバー遮光瓶入
250ml/500ml/1000mlは中ポリ栓付アンバー遮光瓶入



ユーカリには非常に多くの種があるため、ただ単にユーカリ油といっても原料植物の種によって精油の香りに大きな違いがあります。非常に多くの種を持つユーカリ油の中で、最もポピュラーな種として知られるユーカリ・グロブルスの精油は、しみとおるような清涼感の広がる、クールで爽快なグリーン調の香り。数ある精油の中でも人気の高い精油のひとつにあげられます。当店ではユーカリ・グロブルスの精油は産地別に二種類の取扱いがございます。オーストラリア産のユーカリ・グロブルスの精油は、透明感のあふれる、フレッシュで爽やかな森林の香りが特徴で、中国産のユーカリ・グロブルスの精油と比べ、マイルドでほのか な甘さを含んでいます。


【品名】ユーカリ・グロブルス（ユーカリブルーガム）・オーストラリア
【英名】Eucalyptus globulus
【学名】Eucalyptus globulus
【科名】フトモモ科
【抽出部位】葉
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【原料産地】オーストラリア連邦
【グループ】グリーン系
【ノート】トップノート

■　ユーカリとは？　



ユーカリはオーストラリア原産のフトモモ科の常緑高木で、成長が早く、樹高90メートル以上にまで生育するものも珍しくありません。ユーカリの原産地のオーストラリアは、空気が乾燥しているためブッシュファイヤー(山火事)が日常茶飯事に発生していますが、ユーカリは生命力の豊かな植物で、山火事の炎により葉や枝が焼け落ちてしまっても、根元からも枝の途中からも新芽を出しては枝や葉を茂らせるので、ユーカリは古くから再生の象徴とされてきました。ユーカリには大変多くの種類があり、有用植物として40種類以上が記録されていますが、精油が採油されるのは芳香性のある数種のユーカリに限られています。本商品はオーストラリア産ユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)の葉より水蒸気蒸留法にて採油された100％のエッセンシャルオイル(精油)です。


■　ユーカリの名前について　




属名の「Eucalyptus」は、ギリシャ語で「well（良く）」を意味する「eu」と、「covered（覆う）」を意味する「kalyptos」が語源とされ、この植物の開花前の花蕾が、蓋のようなものに覆われた形状をしていることに因んでいるといわれています。また、ユーカリ・グロブルスはガムのような樹液を出すことから、俗名「ユーカリ・ブルーガム」や「タスマニアン・ブルーガム」の名でも知られています。


■　ユーカリの歴史　

ユーカリはオーストラリアの先住民族アボリジニから「キノ」と呼ばれ、古くからその暮らしに役立てられていました。ユーカリ油は1788年前後にヨーロッパに導入され、初めてイギリスに輸出されたユーカリ油は「シドニー・ペパーミント」の名前で流通していたといわれています。


■　ユーカリと相性のよい精油　

レモン、 ライム、 レモングラス(West Indian)、 レモングラス(East Indian)、 ペパーミント、 スペアミント、 タイム、 コリアンダー、 ジュニパーベリー、 ラベンダー・クロアチア、 ラベンダー・ブルガリア、 ラベンダー・フランス、 など。


■　使用上の注意　

ご使用に関しましては関連書籍等をご参考下さいますようお願い申し上げます。