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  • ジャスミン・アブソリュート・サンバック種(インド産 アラビアンジャスミン)/アロマオイルAbs 10ml
容器111

商品説明

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10ml/30mlはドロッパー付アンバー遮光瓶入


ジャスミンの陶酔感を与える優雅で甘美な花の香りは、バラやスズラン、ライラックと共に4大フローラルのひとつと称され、「香りの女王」とも呼ばれています。アブソリュートの原料に用いられる種には、エキゾチックで魅惑的な香りが特徴のコモンジャスミン(和名ではソケイまたはシロモッコウ、別名ではペルシャソケイ)と呼ばれる「学名:Jasminum grandiflorum」と、爽やかで繊細なグリーンフローラル調の香りが特徴のジャスミンサンバック(和名ではマツリカ、別名でアラビアンジャスミン)と呼ばれる「学名:Jasminum sambac」とがあります。ジャスミンにはインドールと呼ばれる、動物臭のする物質が含まれるため、インドールの含有量が多いコモンジャスミンは、アニマリック(動物的)な香りが強く、官能的で濃厚な香りです。一方、インドールの含有量が少ないジャスミンサンバックは、エレガントで華やな香りになります。


【品名】ジャスミンサンバック・アブソリュート
【英名】Jasmine sambac Absolute
【学名】Jasminum sambac
【科名】モクセイ科
【抽出部位】花
【抽出方法】溶剤抽出法(アブソリュート)
【原料産地】インド共和国
【グループ】フローラル系
【ノート】ミドル~ベースノート


■ ジャスミンとは? 


ジャスミンはモクセイ科ヤスミヌム属(和名ではソケイ属)の植物の総称で、ヤスミヌム属に属する植物は約300種類に及ぶといわれています。常緑または落葉性のつる性または直立性の低木で、ほとんどの種が白または黄色の花を咲かせます。ジャスミンの花に含まれる精油成分は熱に弱いため、その抽出方法には水蒸気蒸留法は用いられず、溶剤抽出法が用いられています。ジャスミンのアブソリュートは、原料に膨大な量の生花が必要となるため、非常に高価になります。本商品はジャスミンの花から溶剤抽出法で抽出されたアブソリュートのエッセンシャルオイル(精油)です。


■ アブソリュートとは 

溶剤抽出法は溶剤を用いて精油を抽出する方法で、この方法で抽出された精油をアブソリュートと呼びます。アブソリュートの抽出にはいくつかの工程を要します。まず、原料となる植物と揮発性高い溶剤を混ぜ、室温で攪拌して精油成分を溶剤に移してから原料植物を除き、低温減圧下で溶剤を揮発させて除くと、精油成分と植物ワックス(ロウ分)を含んだコンクリートと呼ばれるバター状の物質が残ります。このコンクリートにエタノールを加え、エタノールにはわずかしか溶けない植物ワックスと不純物を除去し、さらに低温減圧下でエタノールを除いたものがアブソリュートになります。アブソリュートはきわめて濃度が高いため、強い香気を放ちます。


■ ジャスミンの名前について 

「Jasminum」の名は、アラビア語の「yasmin(ヤスミン)」に由来するといわれています。


■ ジャスミンの歴史 


ジャスミンの花が中国茶のジャスミンティーの香りづけに用いられることはあまりにも有名ですが、ジャスミンは香料植物として以外に、インドネシアでは生花が料理のつけあわせに使われますし、インドでは「愛の花」と呼ばることから、「愛の証」として結婚式で新婦の髪に、たくさんのジャスミンの花が飾られます。また、ジャスミンが香料の成分として広範に使用されている事情は、古くから変わっていません。その昔、クレオパトラはジャスミンの香油を好んで使っていたといわれています。クレオパトラはジャスミンの香りを身にまとい、ローマの英雄を次々と虜にしたと伝えられています。


■ ジャスミンと相性のよい精油 


イモーテル、 イランイラン、 スイートオレンジ、 サンダルウッド・オーストラリア、 サンダルウッド・マイソール、 シダーウッド・アトラス、 シダーウッド・バージニア、 ゼラニウム・レユニオン、 ゼラニウム・ローズ、 ネロリ・フランス、 パルマローザ、 フランキンセンス、 ベチバー、 ベルガモット、 マンダリン、 メリッサ、 レモングラス・イーストインディアン、 レモングラス・ウエストインディアン、 ローズダマスク・アブソリュート ローズウッド など。


■ 使用上の注意 


ご使用に関しましては関連書籍等をご参考下さいますようお願い申し上げます。

価格:6,680円(税込)

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