■ レモングラスとは?
レモングラスはインド原産のイネ科の多年草木で、草丈80~120cmくらいにまで成長します。細い葉が特徴で、イネやススキに見た目もよく似ていますが、葉や茎にレモンに似た味と芳香を持ちます。レモングラスのその香りと味は、世界三大スープでタイ料理の代表的メニューのトムヤムクンをはじめとした、エスニック料理に欠かせない存在で、東南アジアにおいては葉の多くが食用されています。レモングラスには主にインドで生産される「レモングラス・イーストインディアン(Cymbopogon flexuosus)」と、西インド諸島 で生産されてい る「レモングラス・ウエストインディアン(Cymbopogon citratus) 」の二種類があります。
本商品はインド産のレモングラス・イーストインディアン(Cymbopogon flexuosus)の全草から水蒸気蒸留法で採油された100%エッセンシャルオイル(精油)です。
■ レモングラスの名前について
属名の「Cymbopogon(キンボポゴン)」は、「舟」を意味する「kymbo(=Cymbo)」と、「ヒゲ」を意味する「pogon」が語源とされ、この植物の稲の穂が、舟に似た形でヒゲが多いことに因んでいるといわれています。レモングラスは和名で「香水茅(コウスイガヤ)」とも呼ばれていますが、同じオガルカヤ属の植物であるシトロネラやパルマローザなどもこの名で呼ばれています。
■ レモングラスの歴史について
ブータンでは竜神がくわえている植物がレモングラスであるという説があり、古くから大切に栽培されてきました。 レモングラスは数千年にわたって人々に好まれてきた植物で、インドではレモングラスの赤い茎を指した「チューマナ・プールー」という名で知られています。また、レモングラスの精油は、「インドバーベナ油」や「インドメリッサ油」の名でも呼ばれています。
■ レモングラスと相性のよい精油
コリアンダー、 サイプレス、 シダーウッド・アトラス、 シダーウッド・バージニア、 シトロネラ・セイロン、 シトロネラ・ジャワ、 ジャスミン・アブソリュート、 ジャスミン・サンバック、 スイート・オレンジ、 スイート・フェンネル、 ゼラニウム・レユニオン、 ゼラニウム・ローズ、 ティートリー、 ニアウリ、 ネロリ・フランス、 バジル、 パルマローザ、 ヤロウ、 ユーカリ・シトリオドラ、 ユーカリ・ラジアタ、 ライム、 ラバンジン・ハイブリッド、 ラベンダー・クロアチア、 ラベンダー・富良野、 ラベンダー・ブルガリア、 ラベンダー・フランス、 リツェアクベバ(メイチャン)、 レモン、 ローズマリー・スペイン ローズマリー・チュニジア、 など。
■ 使用上の注意
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