■ スイートマジョラムとは?
スイートマジョラムは地中海沿岸が原産のシソ科の多年草で、草丈20~60cmくらいにまで成長し、初夏には淡い紫色の小花をいっぱいつけます。花や葉は料理に使われるハーブで、スープやシチューなどの煮込み料理や、チーズやソーセージなどの料理に使われ、特にトマト料理との相性がいいため、イタリア料理に欠かせない存在です。その他、ハーブティーとしてや、リキュールの香りづけにも使われています。本商品はハンガリー産のスイートマジョラムの全草から水蒸気蒸留法で採油された100%エッセンシャルオイル(精油)です。
■ スイートマジョラムの名前について
属名の「Origanum(オリガヌム)」は「山の喜び」を意味するギリシャ語「Oros(オロス)」+「Ganos(ガノス)」に由来し、種名「Marjoram(マヨラナ)」は「大きい」を意味するラテン語の「Major(マヨル)」に由来するという説があります。マジョラムにはスイートマジョラム(学名:Origanum majorana)とワイルドマジョラム(=オレガノ、学名:Origanum vulgare)の2種類がありますが、一般にマジョラムといった場合にはスイートマジョラムを指します。他にスパニッシュマジョラム(学名:Thymus mastichinu)と呼ばれるものもありますが、タイムの仲間にあたるハーブで、全くことなる植物です。
■ スイートマジョラムの歴史
古代ギリシャ・ローマ時代から広く利用されてきたハーブで、ギリシャ神話の愛の女神アフロディーテから香りを与えられた植物と伝えられています。毒性を持たないことでも有名な植物で、このことから悪魔に魂を売った人は、この香りを嗅いでいられなくなるという伝説もあり、中世ヨーロッパでは魔よけになるといわれました。スイートマジョラムは幸福のシンボルとされ、結婚するカップルの頭にマジョラムの花冠をのせて、幸せを祈る風習があったといわれています。また、魂に安らぎをもたらす弔いの植物として、死者の平和を願い、墓地に植えられることでも知られています。
■ スイートマジョラムと相性のよい精油
スイート・オレンジ、 ベルガモット、 ローズマリー・スペイン ローズマリー・チュニジア、 クラリセージ(ブルガリア)、 クラリセージ(アメリカ)、 ユーカリ・グロブルス(オーストラリア)、 ティートリー、 バジル、 タイム、 サイプレス、 ローズウッド、 ラベンダー・クロアチア、 ラベンダー・ブルガリア、 ラベンダー・フランス、 カモミール・ローマン など。
■ 使用上の注意
ご使用に関しましては関連書籍等をご参考下さいますようお願い申し上げます。
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【価格】
30ml / 1,590円(税込)
100ml / 4,380円(税込)
250ml / 9,440円(税込)
500ml / 16,280円(税込)
1000ml / 28,200円(税込)
30ml/100mlはドロッパー付アンバー遮光瓶入
250ml/500ml/1000mlは中ポリ栓付アンバー遮光瓶入
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