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  • ミルラ・ソマリア(没薬)(Commiphora myrrha) 500g
ミルラ

商品説明

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ミルラは渋い土のような、スモーキーで甘苦い、かるく麝香(じゃこう)を思わせる芳醇な香りが特徴です。ストレートでは重すぎるので、フランキンセンスやベンゾインなどとブレンドするのがおすすめです。瞑想や儀式を目的とした薫香にも使われます。


【品名】 ミルラ・ソマリア(没薬)
【英名】 Myrrh
【学名】 Commiphora myrrha
【科名】 カンラン科
【抽出部位】 樹脂
【原料産地】 ソマリア


■ ミルラとは?




ミルラはカンラン科の低木で、樹高3~5mくらいにまで成長し、香りのある葉をつけ、白い花を咲かせます。ミルラの木から得られる芳香性の樹脂は、樹皮に切り込みを入れて樹液を滲み出させ、そのまま乾燥させてから削り落として採取されます。


■ ミルラの名前について


ギリシャ神話に登場する「アドニス」は、ミルラの木に姿を変えられた聖処女「ミュラ(Myrrha)」の子で、ミルラの木に姿を変えられたミュラの流す涙が、ミルラの芳しい樹液であると伝えられています。 また、「myrrh」の名はヘブライ語の「mor」、あるいはアラビア語の「murr」を語源としているといわれ、どちらの語も「苦い」という意味を持ちます。中国で命名された「没薬」の「没」も、同じく「苦い」の意味ですが、実際ミルラの味はとても苦く、口が思わずすぼんでしまうほどです。


■ ミルラの歴史 

新約聖書の中では、イエス・キリストの誕生を祝う品として、フランキンセンスと共に捧げられたことで広く知られています。ミルラは古代から「黄金に匹敵する」ものとして、珍重されてきた、歴史的価値の高いレジン・インセンスです。産地が限られていることから、エジプトの王族は何代もミルラを得るためにアラビアに遠征軍を送ったといいます。ミルラは古代エジプトではミイラ作りに用いられ、ミイラの語源にもなりました。また、古代エジプト人は、当時「プン」と呼ばれていたミルラを、太陽礼拝の儀式で毎日正午に焚いていました。


■ ミルラと相性のいいブレンド 


カルダモン、 クローブ、 サンダルウッド、 シダーウッド、 スターアニス、 パチュリー、 フランキンセンス、 フランキンセンス・エチオピア、 フランキンセンス・オマーン、 ベンゾイン・クリスタル、 シャムベンゾイン、 ラベンダー、 など。


■ 使用上の注意 


食品ではございません。
ご使用に関しましては関連書籍等をご参考下さいますようお願い申し上げます。

価格:10,840円(税込)

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