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リンデンEXカット(ライムフラワー)/ドライハーブ・ハーブティー
【英名】 Linden
【学名】 Tilia europaea
【別名】 西洋菩提樹(セイヨウボダイジュ)、ティユール
【科名】 シナノキ科
【部位】 花・苞(部位混同)
【産地】 ブルガリア
【輸入元】 日本緑茶センター株式会社
リンデンとは?
リンデンはヨーロッパが原産のシナノキ科の落葉高木で、樹高30mくらいにまで成長し、初夏には枝いっぱいに淡黄色~淡緑色の花を咲かせ、甘い香りを漂わせます。この花と苞(ホウ:花に近い部分の葉)はハーブティーとして使用されます。花から採れるハチミツは貴重品とされ、リキュールやドリンク剤などの幅広い用途に使われます。本商品はリンデンの花と苞100%のドライハーブです。
名前の由来
リンデンはシナノキ科の高木で「西洋シナノキ」や、和名で「西洋菩提樹(セイヨウボダイジュ)」と呼ばれています。「菩提樹」の名は、お釈迦様がその木の下で瞑想し、菩提を悟ったといわれることが由来していますが、リンデンは東洋の菩提樹とは別の品種です。英語やドイツ語では「ライム」又は「ライムフラワー」とも呼ばれており、「リンデン」も「ライム」も、シナノキの樹皮の裏側にあるリネン状の繊維のことを意味しています。また、フランスではリンデンの花を「ティユール」と呼びます。
リンデンの歴史
古代ローマ人は肉の塩気を減らすために、リンデンの樹皮の裏側の繊維を肉とともに煮込んで使っていたといわれています。この繊維は、かつて漁網にも使われていました。また、ドイツにはリンデンにまつわる民話が数多く残されています。リンデンの花言葉は「夫婦愛」で、「相思相愛の木」としても知られており、ゲーテは愛する人の名をこの木に彫ったとか。シューベルトは歌曲「菩提樹」を作曲しています。
香りの特徴
心地よい花の香りを思い起こさせるような、ソフトな甘さのある上品な香りです。すっきりとしたあと味で、食後のティーとしても親しまれています。
相性のよいブレンド
味、香りともにあまりクセはないので、ミント類(ペパーミント、スペアミント)やレモングラス、ラベンダーなどとブレンドして、味や香りをプラスするのが一般的です。また、リンデンやリコリスとのブレンドも人気です。