本商品はネパール
産のジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)の花から水蒸気蒸留法で採油された100%エッセンシャルオイル(精油)です。
カモミール・ジャーマン(Matricaria chamomilla)のエッセンシャルオイルは、ややスパイシーな苦味のあるハーブ様の香りに、リンゴを思わせる甘くフルーティーな香りを含んだ濃厚でまろやかな芳香で、カモミール・ローマン(Chamaemelum nobile)のエッセンシャルオイルとは香りの趣が異なります。
【品名】カモミール・ジャーマン
【英名】Chamomile German
【学名】Matricaria chamomilla
【科名】キク科
【抽出部位】花
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【原料産地】ネパール
【グループ】フローラル系
【ノート】ミドルノート
■ カモミールとは?
カモミールはエジプト又はヨーロッパが原産のキク科の植物で、草丈30~40cmほどに成長し、マーガレットのような可憐な白い花を咲かせます。初夏から咲きはじめる小さな花が大きくなるにつれて、中心の黄色い部分から特有の香りを発するようになります。カモミールには多くの種類がありますが、アロマテラピーにおいて知られる種に、多年草のカモミール・ローマンと、少し小柄で一年草のカモミール・ジャーマンとがあり、多くの共通点をもっています。カモミールはヨーロッパではハーブティーといえば第一にその名があげられるほど、広く親しまれてきた植物です。踏みつけられてもたくましい生命力で繁殖し、けなげに花を咲かせる姿から花言葉は「逆境にも負けない強さ」。カモミール・ジャーマンから採油される精油はインクのような珍しい濃い青色をしており、別名「カモミール・ブルー」とも呼ばれています。この美しい青色は、精油中に含まれる芳香成分「カマズレン(アズレン)」によるものです。本商品はカモミール・ジャーマン(Matricaria chamomilla)の花から水蒸気蒸留法で採油された100%エッセンシャルオイル(精油)です。
■ カモミールの名前の由来
カモミールは「カモマイル」の名でも親しまれていますが、これは古代ギリシャで名づけられた、「大地のリンゴ」という意味を表す「カマイメロン」という名前に由来しています。日本には江戸時代に伝来したといわれ、和名では「カミツレ」の名で知られています。
■ カモミールの歴史
古代エジプトでは、聖なる植物とし位置づけられ、太陽の神に捧げられていたといわれています。
■ カモミール・ジャーマンと相性のよい精油
アンジェリカ、 イモーテル、 グレープフルーツ・ピンク、 グレープフルーツ・ホワイト、 ゼラニウム・レユニオン、 ゼラニウム・ローズ、 タジェット(タジェティーズ)、 タンジェリン、 ネロリ・フランス、 パルマローザ、 ベルガモット、 スイートマジョラム、 マンダリン、 ラバンジン・グロッソ、 ラバンジン・ハイブリッド、 ラベンダー・クロアチア、 ラベンダー・スパイク、 ラベンダー・富良野、 ラベンダー・ブルガリア、 ラベンダー・フランス、 レモン、 ローズダマスク・アブソリュート など。
■ 使用上の注意
ご使用に関しましては関連書籍等をご参考下さいますようお願い申し上げます。